こんにちは、すみれです。
今日は【腎臓病の方の水分補給】について、 できるだけむずかしい言葉を使わず、 毎日の生活で役立つ形でお話しします。
「水はたくさん飲んだほうがいいの?」 「控えたほうがいいの?」
そんな疑問を持っている方に、安心して読んでいただけたら嬉しいです。
目次
まず結論から
腎臓病の水分量は、 人それぞれ違います。
病気の進み具合(ステージ)や、 尿の量、心臓の状態によって変わるため、
✔ みんな同じ量を飲めばいい ✔ この水を飲めば腎臓に良い
というものはありません。
一番大切なのは、 「飲み物の種類」よりも「量を守ること」です。
なぜ水分のとり方が大事なの?
腎臓は、体の中の
- いらない水分
- 老廃物
を尿として外に出す働きをしています。
腎臓の力が弱くなると、 水分をうまく外に出せなくなり、
- むくみやすくなる
- 血圧が上がる
- 心臓に負担がかかる
- 息苦しくなる
といったことが起こりやすくなります。
そのため、 飲みすぎても、我慢しすぎても良くありません。
病気の進み具合で違う水分量の目安
※ここに書いてある量は、あくまで目安です。 主治医の指示がある場合は、そちらを優先してくださいね。
● 初期(ステージ1〜2)
- 基本的に強い制限はありません
- のどが渇いたら飲んでOK
- 目安は1日1.5〜2リットル(食事の水分も含む)
この時期は、 水分不足にならないことが大切です。
● 中期(ステージ3)
- 尿がしっかり出ていれば、大きな制限はないことが多いです
- 目安は1日1.2〜1.5リットルくらい
むくみが出てきた、 体重が急に増えた、 血圧が上がってきた、
そんな時は、飲みすぎていないか見直してみましょう。
● 進行期(ステージ4〜5・透析前)
- 水分制限が必要になる方が増えます
- 目安は前の日の尿の量+500ml
口が渇くときは、
- うがいをする
- 氷をなめる
などで工夫します。
※この時期は、自己判断せず、必ず医師に相談してください。
● 透析をしている方
- 水分管理がとても大切です
- 透析と透析の間の体重増加は、 体重の3〜5%以内が目安です
いつ飲むといいの?
特別なルールはありませんが、 次のタイミングは飲みやすいです。
- 朝起きたとき 寝ている間に失った水分を補います
- お風呂の前後、体を動かしたあと 汗をかいた分を補給します
- 寝る前(少量) のどが渇く方はコップ半分くらい
どんな飲み物が安心?
● 水・白湯
- いちばん安心
- 体に負担が少ない
- 冷たすぎないものがおすすめ
水素水も、 特別な水ではなく、普通の水として考えてください。
● 麦茶・ほうじ茶(うすめ)
- カリウムが少なめ
- 刺激が少ない
- 食事のときにも向いています
● ルイボスティー(うすめ)
- カフェインなし
- 寝る前でも飲みやすい
気をつけたい飲み物
- 野菜ジュース・果物ジュース → カリウムが多い
- スポーツドリンク → 塩分や糖分が多い
- コーヒー・緑茶・紅茶 → 飲みすぎ注意(少量ならOKな方も)
- アルコール → 腎臓にも体にも負担
まとめ
✔ 水分量は人それぞれ ✔ 病気の進み具合で量が変わる ✔ 「体にやさしい飲み方」を続けることが大切
迷ったとき、不安なときは、 主治医や管理栄養士さんに相談してくださいね。
毎日の水分補給が、 少しでも安心につながりますように。

